HIROSHIMA FACES CONCEPT Shooting Diary – Hiroshima Face 街と人が交わるところには、 言葉にならない空気があります。 それは一瞬で消えてしまう 曖昧な表情かもしれませんし、 足元に流れる日常の音か もしれません。 Shooting Diary Hiroshima Face は、 広島という都市の風景の中で、 その人がその場に立つ “理由”や“存在の輪郭”を探し、 静かに浮かび上がる瞬間を記録する ポートレートシリーズです。 都市の喧騒、曇り空、わずかな光。 その全てが被写体と混ざり合い、 化学反応のように新しい表情を生み出します。 撮るということ 私は、Monochrome Awards 入選作家として モノクロ写真を通じて、 光や影だけに頼らない、 空気の濃淡や時間のにじみを すくい取るまなざしを 磨いてきました。 その視点をカラーの 世界にも応用し、 輪郭よりも“気配”を、 鮮やかさよりも “余白”を、大切にしています。 この撮影は、ただの記念写真 ではありません。 “今この街に立つあなた”という肖像を、 一冊のダイアリーの1ページのように、 未来へ残すための時間です。